「無線LAN」はなぜ危ないのか? 有線LANとの違いが生むリスク利便性と危険性は表裏一体

物理的な配線を利用する有線LANと利用しない無線LANでは、どのような違いがあるのか。無線LANのセキュリティを向上させるため、その違いと保護のベストプラクティスを学ぼう。

2020年04月04日 08時30分 公開
[Mike ChappleTechTarget]

 今日の企業にとってオフィスに無線LANが存在することは当たり前になっている。無線LANのセキュリティを確保するための適切な対策は企業にとって欠かせない。

 有線LANは、物理的な配線によって接続しているため、物理的な防犯が重要なセキュリティ対策だ。「有線の方が無線より安全だ」と考えがちだが、サーバなどのリソースに負荷をかけてサービス停止を狙うDoS(サービス拒否)攻撃、マルウェア、データ損失のといった脅威はどちらにも存在する。有線であれ無線であれセキュリティ対策を考えることは重要だ。

有線LANとの違いから見た無線LANのリスク

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