「Windows 10」の起動を高速化する「高速スタートアップ」。一般的にはデフォルトで有効になっているが、トラブルを回避するために無効化したい場合もあるだろう。無効化の手順を紹介する。
「Windows」の機能である「高速スタートアップ」は、エンドユーザーがOSを起動するのにかかる時間を短縮する。「Windows 10」では、一般的に高速スタートアップはデフォルトで有効になっている。
高速スタートアップは通常、ユーザーエクスペリエンス(UX:ユーザー経験価値)の観点からはメリットがある。ただし前編で紹介した通り、高速スタートアップを有効にしている場合、状況によってはトラブルが発生する。その場合はIT部門が高速スタートアップを無効にしなければならない。
高速スタートアップの有効・無効を切り替えるには、タスクバーにある検索ボックスで「コントロールパネル」と入力すると、検索結果に「コントロールパネル」が現れる。「開く」をクリックするとコントロールパネルが開く。次にコントロールパネルで「システムとセキュリティ」「電源オプション」の順にクリックし、右カラムの「電源ボタンの動作の選択」をクリックする。高速スタートアップは通常、デフォルトで有効になっている(画面)。
画面では「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックボックスが灰色になっている点に注目してほしい。これはエンドユーザーがこの機能を無効にすることを防いでいる。管理者が高速スタートアップを無効にする必要がある場合、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックすると、チェックボックスがグレー表示されないようになり、エンドユーザーが高速起動の有効・無効を切り替えられるようになる。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。
なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...
業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...