「Java 14」は何が新しいのか? 注目要素をおさらいOracle JDK 14の新機能やプレビュー版機能を解説

Oracleが公開したJava開発・実行環境の最新バージョン「Oracle JDK 14」(「Java 14」)には、どのような新要素があるのか。注目すべき要素を解説する。

2020年05月16日 08時30分 公開
[Darryl K. TaftTechTarget]

 プログラミング言語および開発・実行環境「Java」の仕様群「Java SE」(Java Platform, Standard Edition)の最新版が「Java SE 14」だ。本稿はOracleが2020年3月に提供を始めた、Java SE 14向けの開発・実行環境「Oracle JDK 14」(通称「Java 14」)の注目すべき要素を見ていく。

 主な新要素は以下の通りだ。

  • 「switch」の記法の追加
  • 「Java Flight Recorder」(JFR)用の新しいAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)の追加
  • 「ZGC」(Z Garbage Collector)の利用範囲拡大

 加えてOracle JDKやオープンソースの「OpenJDK」に関する機能拡張提案プロセス「JDK Enhancement Proposals」(JEP)に基づいたプレビュー版の注目すべき要素は以下の通りだ。

  • 「instanceof」の拡張
  • 新クラス「Records」の追加
  • 「テキストブロック」の継続導入

新要素1.switchの記法の追加

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