プライベートクラウドへのアプリケーションの移行を実行する際は、移行計画の策定が不可欠だ。移行を円滑に進めるために踏むべき手順を説明する。
リソースの管理性向上やセキュリティの強化、事業継続性の確保を進めたい企業にとってITインフラの選択肢となるのが、特定のユーザー企業専用のクラウドである「プライベートクラウド」だ。プライベートクラウドは、複数の企業が共用するクラウドである「パブリッククラウド」と比べ、自社のニーズに合わせて仕様を変更しやすい。
調査会社IDCでアナリストを務めるシュリラーム・スブラマニアン氏によると、プライベートクラウドの構築を妨げる要因としてよく挙がるのは、社内の専門知識不足だという。その結果、サードパーティーのシステムインテグレーター(SIer)にプライベートクラウドの構築と運用を依頼する企業は少なくない。「プライベートクラウドを構築するには、自社で専門知識を持つ人材を育成するか、専門知識を持ったパートナー企業のサービスを利用しなければならない」とスブラマニアン氏は述べる。
独自にプライベートクラウドを構築するにせよ、システムインテグレーターの協力を仰ぐにせよ、アプリケーションをプライベートクラウドに移行するときには、手順にそって進める必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ハイブリッドクラウドやエッジコンピューティングの普及に伴い、企業が管理すべきIT資源が急増している。こうした中で注目を集めるのが、あるクラウドサービスだ。分散環境における課題とその解決策について、導入事例とともに解説する。
AI活用やデータドリブン経営が加速する一方で、レガシーインフラが問題になるケースが増えている。特に複数の世代にわたってIT資産が混在しているインフラ環境では、運用負荷やコストが増大してしまう。この問題をどう解消すればよいのか。
クラウドファーストの流れが加速する中、無計画に構築されたハイブリッドクラウドの弊害が多くの企業を悩ませている。ITオペレーションの最適化を図るためには、次世代のハイブリッドクラウドへのモダン化を進めることが有効だ。
ワークロードを最適な環境に配置できる手法として注目され、多くの企業が採用しているハイブリッドクラウド。しかし、パフォーマンス、法令順守、コストなどが課題となり、ハイブリッドクラウド環境の最適化を難しくしている。
小売業界にとって、顧客体験(CX)、従業員体験(EX)の向上ならびにDX推進は重要度の高い課題である。多拠点、多店舗、他業態を展開する小売業でCXとEXをグローバルに向上する次世代のリテールコマースプラットフォームとは。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。