プライベートクラウドへのアプリケーションの移行を実行する際は、移行計画の策定が不可欠だ。移行を円滑に進めるために踏むべき手順を説明する。
リソースの管理性向上やセキュリティの強化、事業継続性の確保を進めたい企業にとってITインフラの選択肢となるのが、特定のユーザー企業専用のクラウドである「プライベートクラウド」だ。プライベートクラウドは、複数の企業が共用するクラウドである「パブリッククラウド」と比べ、自社のニーズに合わせて仕様を変更しやすい。
調査会社IDCでアナリストを務めるシュリラーム・スブラマニアン氏によると、プライベートクラウドの構築を妨げる要因としてよく挙がるのは、社内の専門知識不足だという。その結果、サードパーティーのシステムインテグレーター(SIer)にプライベートクラウドの構築と運用を依頼する企業は少なくない。「プライベートクラウドを構築するには、自社で専門知識を持つ人材を育成するか、専門知識を持ったパートナー企業のサービスを利用しなければならない」とスブラマニアン氏は述べる。
独自にプライベートクラウドを構築するにせよ、システムインテグレーターの協力を仰ぐにせよ、アプリケーションをプライベートクラウドに移行するときには、手順にそって進める必要がある。
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