企業の間でビジネスプロセスの自動化を進める動きが広がっている。自動化製品は「インテリジェントプロセスオートメーション」(IPA)によって従来よりもさらなる進化を遂げている。
「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)は機械的な作業を自動化し、効率を高め、作業のミスを減らす。ただしRPAの適用範囲はかなり限られている。「コグニティブオートメーション」(CA)とも呼ばれるIPAは、ビジネスプロセスを自動化するだけでなく、ビジネスプロセスに対して人の思考のような「インテリジェンス」を加える。つまり機械学習をはじめとする人工知能(AI)技術を利用して、ビジネスプロセスをシステムが学習し、理解できるようにする。ビジネスプロセスの理解を終えると、IPAシステムはリアルタイムで洞察を提供し、取るべき行動を提案する。
「判断を下さなければならない規模、複雑さ、頻度に応じて、自社のビジネスモデルとそれを支えるシステムを根本的に考え直す必要に迫られている」。そう語るのは、AIベンダーAera Technologyの社長兼CEOであるフレドリック・ラルヨ氏だ。ラルヨ氏は「コンピュータや、データを扱うシステムの支援を受けて人が作業をする時代」から「人が誘導しながら機械が作業をする時代」へと移行していると話す。
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