音響メーカーBoseは、サプライチェーンの回復力強化のためのシステムを導入し、混乱に素早く対処できるよう備えている。同社は危機の重要度と影響度を3つのレベルに分けている。それはどのようなものか。
前編「音響大手Boseが『サプライチェーン強化』を決意した理由 東日本大震災が契機」、中編「音響大手Boseに聞く、サプライチェーンの混乱をいち早く察知する4つの要素とは」の通り、大手オーディオ機器メーカーBoseはサプライチェーンの強化に取り組んでいる。同社は2013年にResilincのサプライチェーン管理(SCM)システムを導入し、サプライチェーンの混乱を察知して対処するための施策を構築した。
この施策は、サプライチェーンに問題が生じた際に状況をいち早く察知する「サイトマッピング」「財務分析」「社会的責任」「事業継続計画」という4要素(中編で紹介)と、問題に迅速に対処する「危機管理」を重視している。この危機管理は、3つのレベルに分かれている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
3500ブランドの市場・生活者データでマーケターのアイデア発想を支援 マクロミル「Coreka」でできること
マクロミルが創業25年で培ったリサーチや分析ノウハウを結集し、アイディエーションプラ...
Googleの独占市場が崩壊? 迫られるChrome事業分割がもたらす未来のシナリオ
本記事では、GoogleがChrome事業を分割した後の世界がどのようなものになるのか、そして...
ノンアルクラフトビールが急成長! 米新興ブランドのCMOはなぜ「大手の市場参入を歓迎」するのか?
Athletic BrewingでCMOを務めるアンドリュー・カッツ氏は、大手企業がノンアルコールビー...