PC大手のHPとLenovo、Dellは「CES 2021」で、テレワークでの利用を想定したノートPCを披露した。「場所を問わず高い生産性を発揮したい」というテレワーカーのニーズに、各社はどう応えようとしているのか。
2021年1月開催の技術見本市「CES 2021」で、HPとLenovo、Dellはいずれも「自宅で専用の仕事場がない人が、部屋から部屋へ素早く移動するのに役立つデザイン」とうたうノートPCを発表した。これらのノートPCは、タブレットとしても使える2-in-1デバイスのスタイルを採用するなど、別の場所に移動しなければならなくなっても迅速に仕事を再開できるようにしている。イベントでHP幹部は「テレワーカーは、仕事が中断された後で集中を取り戻すのに時間がかかる」と説明。ノートPCからタブレットに素早く切り替えることができれば「生産性が向上する」と主張した。
イベント期間中にHPとLenovo、Dellが発表した代表的なテレワーク向けノートPCは以下の通りだ。これらのノートPCの特徴を整理した上で、アナリストの見解を交えながら、テレワークに適したノートPCの在り方を探る。
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