「非正規雇用」の活用が止まらない、コスト削減以外の“驚きの理由”拡大する「非正規労働者」活用と課題【中編】

Gartnerの調査によると、調査対象企業の約3割がコスト削減を目的に非正規雇用を活用していた。不況を乗り切るための手段として捉えられることもある非正規雇用だが、ポジティブな理由で活用する企業もある。それは何か。

2021年08月10日 05時00分 公開
[Patrick ThibodeauTechTarget]

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 前編「『非正規労働者』は軽蔑的用語に? 外部人材を大切にする言葉『拡大人材』とは」は、派遣労働者やフリーランサー、ギグワーカー(Gig Worker:インターネット経由で単発や短期の仕事を請け負う労働者)などの非正規労働者の管理に使えるベンダー管理システムに新たなトレンドが生まれていることを紹介した。本稿は、米国で非正規雇用がどれくらい活用されているかを解説する。

 Gartnerが2020年に実施した調査では、調査対象企業の32%がコスト削減の手段として正規労働者を非正規労働者に置き換えていると報告している。ただし企業が非正規雇用を生かす理由はコストだけではない。

「非正規雇用」が活発化する理由 “スター人材”の発掘手段にも

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