iPhone 14 Proの“あの部分”をクリエイティブにする「Dynamic Island」とは?Apple「iPhone 14」シリーズの実力は【中編】

「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」は、カメラや画面表示のさまざまな新機能を搭載している。その一つである「Dynamic Island」は何ができるのか。

2022年10月13日 08時15分 公開
[Antone GonsalvesTechTarget]

関連キーワード

Apple | モバイル端末 | スマートフォン


 Appleが2022年9月に発表したスマートフォン「iPhone 14」シリーズ4種類は、インフレの影響でアナリストが値上げを予想する中、前モデル「iPhone13」シリーズと同等の価格帯で発売した。ただし機能はそのままではなく、幾つかの機能を新たに搭載する。上位モデル「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」に絞って、アナリストが注目する機能を紹介しよう。

画面の“あの部分”をクリエイティブにした「Dynamic Island」とは?

 iPhone 14 Pro/Pro Maxは、

  • Dynamic Island
  • 常時表示ディスプレイ
  • 4800万画素カメラに加えて、

といった新しい機能を搭載する。

 Dynamic Islandは画面上部の新しいスペースで、かつて「iPhone 13」シリーズの画面上部にあったフロントカメラのノッチ(切り欠き)部分に当たる。再生中の音楽やタイマー、アプリケーションの通知や進行中の処理内容など、さまざまな情報を表示できる。調査会社IDCの調査ディレクターであるナビラ・ポパル氏は「Appleは非常にクリエイティブな方法でノッチを活用している」と評価する。

 Appleの説明によると、Dynamic Islandは、例えば野球の試合経過通知、タクシー配車アプリケーションの乗車待ち通知、オンライン地図「Apple Maps」の方向指示といったタスクの内容に応じて形が変わる。エンドユーザーがタップしてホールド(長押し)すると、Dynamic Islandはさらに多くのオプションを表示する。

 背面にある4800万画素の広角カメラは、従来よりも高精細な動画が撮影できるようになった。画質もさらに向上し、暗い場所での写真撮影機能やズーム機能も強化された。常時表示ディスプレイは、カレンダー、メール、カメラなど、すぐ使いたいウィジェット(単機能アプリケーション)を表示できる機能だ。

 iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは、ディスプレイサイズとバッテリー持続時間が異なる。iPhone 14 Proのディスプレイサイズは6.1型、動画再生のバッテリー持続時間(公称値)は23時間。iPhone 14 Pro Maxはそれぞれ6.7型、29時間となっている。iPhone 14 Pro/Pro Maxでバッテリー持続時間が向上したのは、Appleの独自開発SoC(機能統合型半導体チップ)が「A16 Bionic」にアップグレードしたことによる。


 後編はiPhone 14と「iPhone 14 Plus」の新機能を解説する。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news035.jpg

低迷するナイキやアディダスを猛追する「HOKA」の “破壊的”ブランディングとは?
ランナーの間で好感度が低迷しているNikeに対し、ディスラプター(破壊的企業)として取...

news051.jpg

新紙幣の発行、3社に1社が日本経済に「プラスの影響」と回答――帝国データバンク調査
20年ぶりの新紙幣発行は日本経済にどのような影響を及ぼすのでしょうか。帝国データバン...

news196.png

WPPとIBMが生成AIを活用したB2Bマーケティング領域で連携
IBMのビジネス向けAIおよびデータプラットフォームである「watsonx」の機能を「WPP Open...