「Twitter」の代替手段として考えられるサービスの一つが「Clubhouse」だ。Clubhouseはどのようなサービスなのか。基本的な特徴を整理する。
イーロン・マスク氏のTwitter社買収によって、短文投稿サイト「Twitter」の運営方針が変わりつつある。これまでTwitterでビジネスアカウントを運用してきた企業の中には、今後もTwitterを使い続けるべきかどうかを検討する企業もあると考えられる。Twitterの代替として、消費者とのつながりを作るのに役立つソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を紹介する。
Alpha Explorationの「Clubhouse」は、「ルーム」という仮想スペースでユーザー同士が会話できる音声専用SNSだ。ユーザーはClubhouseでスポーツ、ビジネス、金融、文学、育児など、さまざまなトピックの話を聞くことができる。
Twitterとは異なり、Clubhouseには動画、画像、テキストの投稿はない。ユーザーは基本的に、互いのプロフィール写真を見ながら音声でやりとりするだけだ。誰かがしゃべっていると、画面に表示されたその人のプロフィールアイコンが明るくなる。
会話は少人数で小規模な場合もあれば、カンファレンスのように数千人の聴衆が1人の話に耳を傾ける場合もある。議論が弾むようにする仕掛けとして、Clubhouseは会話にフィルタリングをしておらず、時間制限もない。
Clubhouseに広告は表示されない。だがユーザーはClubhouseを使ってビジネスの人脈を広げることができる。ルームは、すぐに立ち上げることも、スケジュールを設定して後で立ち上げることも可能だ。設定したルームのタイトルとトピックは、他のClubhouseユーザーが検索できる。
第3回は「Discord」を紹介する。
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