使えば使うほどメモリを食う? 「Webブラウザ」の不思議Webブラウザ「メモリ使い過ぎ」防止法【第4回】

Webブラウザは使用期間が長くなると、メモリ使用量が増える場合がある。このことを簡単な“実証実験”で示す。その結果は何を意味するのか。

2023年01月27日 08時15分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

関連キーワード

管理者 | ストレージ | 技術解説


 Webブラウザによるメモリ使用量を把握したり、抑制したりするに当たり、さまざまな注意点がある。その一つは、同じWebブラウザでもメモリ使用量が変化することだ。どういうことなのか。

「YouTubeを開いては閉じる」が示したWebブラウザメモリ使用量の変化

 企業がWebブラウザの使用に当たって忘れてはいけないのは、Webブラウザを閉じたときに、メモリが解放されるとは限らないということだ。第3回「「Chrome」「Edge」「Firefox」のメモリ使用量はどれだけ違う? 測定してみた」で紹介したテストでは、MicrosoftのWebブラウザ「Microsoft Edge」を閉じた直後、関係する5つの処理がPCでまだ実行されていることが確認できた。

 Webブラウザのメモリ使用量は時間とともに変化する可能性があることにも留意すべきだ。今回のテストは、Webブラウザをインストールした直後に実施した。Webブラウザは使用期間が長くなればなるほど、メモリ使用量が増える場合がある。

 この点を実証するために、Microsoft Edgeで動画投稿サイト「YouTube」のタブを開いて確認した。メモリ使用量を計測し、Webブラウザを閉じる。その後、再度Webブラウザを起動し、YouTubeを開いては閉じる――といった手順を数回繰り返す方法だ。この工程の度にメモリ使用量を測定すると、最初のメモリ測定値に対して2回目以降の測定値は明らかに増加していた。

 Webブラウザのメモリ使用量はさまざまな要因によって大きく変化する。そのため、企業は個々の測定値を、Webブラウザの状態を把握する上での「絶対の値」と見なすべきではない。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news176.jpg

「伊右衛門」「日清麺職人」「鍋キューブ」に見る2024年上半期食品・飲料トレンドは「うま濃い余韻」
食品メーカーの商品開発やマーケティング支援などを行う味香り戦略研究所は、2024年の食...

news076.jpg

オラクルが広告事業から撤退へ ポストCookie時代の業界地図は変わるか?
Oracleは「Responsys」「Moat」「BlueKai」などの買収を重ねて広告部門を構築してきた。...

news068.jpg

琉球泡盛「残波」「海乃邦」の海外展開を例に考える日本のブランドが持つべき視点
日本のブランドが海外展開で持つべき視点とはどのようなものか。2024年4月にI&CO APAC代...