Quocirca が発表した印刷業界のトレンド予測によると、2023年は「ハイブリッドワーク」や「メタバース」がトレンドになる可能性がある。それで起きる職場の変化とは。
2023年は、テレワークとオフィス勤務を組み合わせた「ハイブリッドワーク」の定着が進む見通しだ。それを受けて、企業の職場ではどのようなサービスや仕組みの導入が進むのか。調査会社Alumen Consulting(Quocircaの名称で事業展開)が公表した、2023年の印刷業界におけるトレンド予測を基に紹介する。
オフィスやオンラインを含め、快適な仕事場を実現するための技術や知見をまとめて提供するサービスがトレンドになるとQuocircaは予測する。プリンタの運用管理を担う「マネージドプリントサービス」(MPS)分野のベンダーは、
といった分野の企業と協力して、印刷関連のサービスを強化する見通しだ。
ハイブリッドワークの普及に合わせて、仮想的な3次元(3D)空間「メタバース」を活用した、没入型のオンラインコラボレーションの需要が強まる可能性がある。その動きを受けてQuocircaは、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の導入が企業の間で広がると予測する。印刷業界もこの動向に注目する。オンラインコラボレーション分野の企業と連携したり、共同でサービス提供に取り組んだりする印刷関連のベンダーが出てくると考えられる。
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