英Computer Weeklyの年次アワード「Most Influential Women in UK Technology」。民間企業に勤務しながら表彰され、殿堂入りを果たした女性を紹介する。
IT業界でのジェンダーギャップを軽減し、女性が活躍できる土壌を作るにはどのような取り組みが必要なのか。英Computer Weeklyは2012年から、女性の活躍を推進する一環として、アワード「Most Influential Women in UK Technology」を実施している。本稿は、調査会社や人材会社に勤務しながらIT業界の女性の地位向上に注力し、「Hall of Fame」(殿堂入り)を受賞した人物を紹介する。
2023年5月まで、サラ・バーネット氏はコンサルティング企業Emergence Partnersのファウンディングパートナー兼ボードアドバイザーを務めた。
それ以前には、調査会社Everest Groupのエグゼクティブバイスプレジデント兼ディスティングイッシュドアナリストを務め、サービスデリバリーオートメーションの市場調査を率いた。調査会社NelsonHallでは、リサーチ担当バイスプレジデントを務めた。ITインフラやITアウトソーシング、クラウドサービス、政府機関における業務のアウトソーシングといった分野を担当していた。
IT業界における女性の活躍を推進する活動として、バーネット氏は以下の取り組みを実施してきた。
オープン大学(Open University)の組織School of Computing and Communicationsのインダストリアルアドバイザリーボードのメンバーであり、自動化ベンダーKYP.aiのチーフテクノロジーエバンジェリストも務める。
サラ・ラックスフォード氏は、英国IT企業の業界団体Global Tech Advocates(GTA)の関連組織であるTech London Advocates(TLA)のワーキンググループWomenInTechの共同設立者だ。2021年1月から、転職エージェントGatenbySandersonのデジタル、データ、テクノロジー分野のパートナーを務める。それ以前には人材紹介会社Global Resourcingのディレクターを務めた。人材紹介会社Nexec Leadersではディレクターとして、起業家や投資家、ビジネスリーダーが求める人材を発掘した。
2015年にThe Most Influential Women in UK Technologyの「Rising Stars」部門に選出された。
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