アシスト、国内固有のニーズを反映した内部統制支援パッケージの新バージョン NEWS

韓国UNITECH INFOCOM製「Tosei Vision」の新バージョンを発売。監査実施時期や実施方法の異なる4つの統制を独立して一元管理できる。

2008年09月19日 20時14分 公開
[TechTargetジャパン]

 アシストは、同社が国内で独占販売権を持つ、内部統制整備・運用評価支援パッケージ「Tosei Vision」(開発元:韓国UNITECH INFOCOM)の新バージョン(6.0.1)の提供を10月1日に開始する。

 Tosei Visionは、文書化以降の内部統制の整備・運用の全評価プロセスを管理するソフトウェアパッケージ。統制情報と評価対象部署のマッピングや評価計画の策定、評価結果の入力・集計、不備の是正、進ちょく管理など、内部統制にかかわる情報とプロセスを一元管理できる。新バージョンでは日本企業のニーズを反映して、機能強化を行った。

 バージョン6.0.1では、「決算・財務プロセス」「IT全般統制」「全社的統制」「業務プロセス」という、監査実施時期や実施方法の異なる4つの統制を独立して一元管理できるようになった。これにより、それぞれの目的や監査時期に応じて評価計画を立て、監査人からの開示要求に適時適切に対応できるようになる。また、これら4つの統制について、拠点(部署)単位の計画や、不備の是正がなされた範囲だけの計画など、複数の評価計画をまたがった集計機能が追加され、手作業集計とその集計ミスの軽減を実現している。

画像 評価計画登録画面《クリックで拡大》
画像 統括評価結果確認画面《クリックで拡大》

 さらに、2年目以降の評価業務効率化に向け、CSA(Control Self-Assessment:統制自己評価)をベースにした評価の流れを採用し、内部監査人の負荷軽減も図った。

 価格は基本ライセンス(1法人)で525万円、法人追加ライセンス(1法人)が105万円、保守料金はライセンス価格の20%となっている。

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