日立ソフト、日本版SOX法対応2年目以降の作業を効率化するテスト支援システムNEWS

日本版SOX法対応の初年度の課題を基に、2年目以降のテストや評価作業を効率化するための機能が拡充した、内部統制運用テスト支援システムを発表した。

2009年04月14日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 日立ソフトウェアエンジニアリング(以下、日立ソフト)4月13日、内部統制運用テスト支援システムの新版「iCOT Assistant Ver.02-02」(以下、iCOT Assistant)を発表した。日本版SOX法対応2年目以降の企業におけるテストや評価作業の効率化/省力化を支援する機能強化が図られた。4月14日より提供を開始する。

 同社によると、今回の新版では顧客企業からの要望を受けて運用上の課題解決に役立つ機能を拡充し、初年度に確立した運用手順を変更することなく柔軟にシステム化できるとしている。例えば、リスクコントロールマトリクス(RCM)RCMファイルや管理台帳などの保有データから必要事項を転記したテスト調書を自動作成できる。また、テスト調書をシステム用に新たに書式を変更することなく、初年度に作成した書式がそのまま利用でき、担当者の作業負荷を軽減できる。さらに、複数のテスト調書の一括取り込みによって必要条件の絞り込みを行うことで、集計や分析に利用できる基礎データを出力する。これにより、企業内や監査法人へ提出する書類の作成作業を簡素化する。

photo iCOT Assistantを適用した運用イメージ
iCOT Assitantの動作環境
該当環境 項目 推奨環境
サーバ環境 プロセッサ Intel Xeon 3.0GHzまたは同等の互換プロセッサ
メモリ 2Gバイト以上
HDD 170Gバイト以上
OS Windows Server 2003 SP2/Windows Server 2003 R2 SP2
前提ソフトウェア Microsoft SQL Server 2000 SP4/Microsoft SQL Server 2005 SP2
.NET Framework 2.0 SP1
Microsoft Office Execl 2007
クライアント環境 OS Windows 2000 Service Pack 4以降、または、Windows XP Professional Service Pack 2
前提ソフトウェア Internet Explorer 6.0 SP2、IE 7.0
Microsoft Office Execl 2000/XP/2003/2007
メールサーバ 外部連携(メール送信用) SMTPサーバ

 iCOT Assitantの販売価格は、20ユーザーライセンスで367万5000円(税込み)から。

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