経営、業務部門、IT部門という3者の利害を調整しながらいかにプロジェクトを進めるか。この支援をする「統合PMO」の役割について考える。ポイントになるのは、「ステアリングコミッティ」と「協同プロジェクト体制」の構築だ。
第1回「実は知られていない『PMO』の基本的な役割」、第2回「事例で見る、プロジェクト別PMO使いこなし」と当連載では、PMOが担う主要3機能とプロジェクトの特徴やミッションに応じた5類型の考え方、およびその具体的な事例を紹介してきた。
今回は、PMOの5類型の中でも難易度の高い、経営、業務部門、IT部門間の決定・調整スキームを整備する「統合PMO」について考える。
本稿では、まず経営・業務部門の巻き込みの必要性を整理した上で、その有効な打ち手である「ステアリングコミッティ」と「協同プロジェクト体制」について紹介する。2つの打ち手を活用して、経営がリスクを把握した上でガバナンスを効かせ、IT部門、業務部門間の連携タスクや合意形成を円滑に進めることができるようにするために、押さえておくべきポイントも併せて紹介したい。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...