人事業務全体の統括から人事戦略の実行支援へと人事部の役割が変わりつつある。その際に重要になるのが人材情報の一元管理と可視化だ。カシオヒューマンシステムズの「iTICE」は人材情報の社内基盤を目指す。
カシオヒューマンシステムズは人事関連ソリューションを専門に手掛ける、カシオ計算機の100%子会社。もともとはカシオ計算機の人事関連ソリューションを扱う部署が母体で、2009年に別会社として独立した。
同社が扱う主力パッケージ製品には2つある。1つが1990年にオフコン上の人事管理システムとして提供を開始した「ADPS(アドプス)」。ADPSは、人事管理や給与計算、就業管理といった、人事部門の労務系業務を支援するための、いわゆる昔からあるオーソドックスな人事給与システムだ。現在ではWindowsサーバ上で稼働するWebシステムとして提供されており、発売以来5000社以上の導入実績を持つ。
同社のもう1つの主力製品が、2009年の会社設立と同時に新たに提供を開始した「iTICE(アイティス)」というパッケージ製品だ。こちらは、人事給与システムとしてのADPSではカバーされていない「人材情報のプロファイリングや検索」「人材育成支援」といった、いわゆるタレントマネジメントの領域をカバーする。カシオヒューマンシステムズ 人事統轄部 統轄部長 佐藤政弘氏は、同社がiTICEの開発・提供に至った経緯を次のように説明する。
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