縮小傾向が止まらないクライアントPC市場。一体、どうしてこんなことが起こったのか。その真相を新たな視点から考察する記事が関心を集めました。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
今週最も多く読まれた記事は、「iPhoneでもWindows 8でもない、PC不況“真の戦犯”」でした。
“戦犯”がもしいるとすれば、多くの人が思い浮べるのは、iPhoneやiPadでしょうし、Windows 8と考える向きもあるでしょう。しかし、筆者の視点は少し違っているようです。「責任の大半は米Microsoftにある。だが、責められるべきはMicrosoftだけではない。既存の大手クライアントPCメーカー各社も失敗を犯した」と主張します。また、その失敗を引き起こした原因は「イノベーションの欠如」だと指摘します。
その失敗は挽回できないものなのでしょうか。そして、クライアントPC市場の縮小傾向はこのまま続いていくのでしょうか。筆者はどうやら新たな展開を予測しているようです。
2位には「何が起きたのか『韓国大規模サイバー攻撃』」が入りました。国際政治という面からも注目される事件でしたが、それ以上に「堅牢なはずの大規模システムがどのようにして攻撃され、機能停止に陥ったのか。今後どう守るのか」というテクノロジーの問題として関心を集めたようです。
2013年3月20日に韓国で発生した大規模サイバー攻撃、通称「320サイバーテロ」は、韓国の金融機関を中心に甚大な被害をもたらしました。ATMやモバイルバンキングが使えなくなるなど、社会不安を引き起こしかねない攻撃だったのです。この記事では、韓国政府のタスクフォースメンバーとして320サイバーテロを解析した、セキュアソフト CERT所長のソン・ドンシク氏の話から、その攻撃の内容、手法そして今後の対策がまとめられています。
この他、4位「【徹底比較】安心・満足なクラウドはどれだ? 62のIaaSランキング」、6位「クラウドでコスト削減は本当? オンプレミスと比べてみる」、8位「AWSで試すべきクラウドデータベース四天王」など、クラウド関連記事が3本もランクインしています。TechTargetジャパンでは、国内外のクラウド関連情報を幅広くお伝えしていきます。ご期待ください。
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