サーバベンダーから大幅値引きを引き出すコツは初めてのサーバ購入【後編】

サーバのTCOは各コンポーネントに加えて、アプリケーションやオプションによって決まる。ベンダーから有利な条件でサーバを購入するコツを解説する。

2014年08月05日 15時00分 公開
[Stephen J. Bigelow,TechTargetジャパン]

 サーバのコストを決める各コンポーネントを説明した前編「サーバが高価になるのはそれなりの理由がある」に続き、後編ではTCO(総所有コスト)を左右するアプリケーションやオプション、コストを抑えるポイントを解説する。

 仮想化はワークロードの集約を可能にする。そのおかげでデータセンターのサーバ台数を大幅に削減できる可能性がある。サーバを少数の強力なものに絞り込めば、サーバハードウェアへの設備投資が抑えられるが、その一方で、個々のシステムがより多くのワークロード処理を担うことになる。このため、ワークロードは、ハードウェア障害やリカバリ/リストアの遅延の影響を受けやすくなる。新しいサーバの購入は、冗長処理を実現し、フェイルオーバーやリカバリのパフォーマンス向上を支援するコンポーネントや機能の増加につながる。

 サーバにおけるメモリの冗長性は、ホットプラガブルモジュールや拡張ECC、スペアリング、ミラーリングなどによって実現されている。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...