3社に1社がクラウドを選択 クラウド活用の阻害要因は?中堅・中小企業を先手必勝へと導く「一歩進んだIT活用」を学ぶ【第3回】

クラウドサービスの活用はもはや大企業だけにとどまらない。中堅・中小企業にとっても重要な選択肢の1つとなっている。中堅・中小企業におけるクラウドへの移行状況や懸念点について考察する。

2015年08月11日 08時00分 公開
[岩上由高ノークリサーチ]

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 2014年から、サーバをクラウド形態で利用するサービス(IaaSやホスティング)におけるベンダー間の価格競争が激しくなっている。米Amazon Web Services、米Microsoft、米IBM、米Googleといった大手クラウドベンダーが相次いでサービス価格改定を発表したニュースを目にされた方も多いだろう。

 一般の中堅・中小企業にとっても、クラウド形態でのサーバ活用(以後、本稿で「クラウド」といった場合はこの形態を指す)が選択肢の1つとなってくる可能性が十分に考えられる。今回は、既存で自社内運用されている業務システムなどをクラウドへ移行すべきか、その際の留意点とは何かについて考えていくことにする。

今後1年以内のサーバ活用においてクラウドが選ばれる割合は3割弱

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