IoT(モノのインターネット)に寄せられる高い期待に応えるため、クラウドベースの各種サービスが成熟化しつつある。だが、新たな課題も生まれている。
IoT(モノのインターネット)には、相互に関連するコンピューティングデバイスや機械、モノ、動物、人に関する大量のデータの収集および分析を通じて、産業変革を進めるとの期待が寄せられている。この壮大なシナリオの実現に向けて、クラウドベースの各種サービスが成熟化を始め、果たしてIoTはクラウドで開花できるのかという懐疑的な見方を払拭しつつある。
クラウドはIoTにとって土台となるべきものだ。クラウドサービス事業者には、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)の革新的なソリューションを推進できるようIoTの運用環境を整え、IoTデータの保存と分析、セキュリティのための場を提供することが求められている。
今日のクラウドアーキテクトは、新たな課題に直面している。稼働中のIoTの持続的処理や帯域幅およびストレージ要件に耐えられるような、堅牢なインフラを設計するという課題だ。そのためには、効率的で信頼性の高い結果を大規模に提供するエンドツーエンドの包括的なソリューションが必要となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
社会人Z世代の休日の過ごし方 関東と関西の違いは?
大広若者研究所「D'Z lab.」は、37人へのインタビューと1000人へのアンケートを基に、社...
製造業の8割が既存顧客深耕に注力 最もリソースを割いている施策は?
ラクスは、製造業の営業・マーケティング担当者500人を対象に、新規開拓や既存深耕におけ...
「生成AIで作った広告」が物議 そのとき、コカ・コーラはどう動いた?
生成AIを広告制作に活用し、議論を呼んだCoca-Cola。この経験から何を学んだのか。