グローバル展開する企業を中心に、社内の人材を可視化し、経営戦略に沿った採用や育成のプロセスを支援する「タレントマネジメント」の導入機運が高まりつつある。従業員の採用後の法的手続きや給与の支払いなどを中心とした従来型の人事システムでは、高度化、複雑化する人材管理のニーズに応えられなくなってきたからだ。
「企業のグローバル化が進み、さまざまな従業員が世界中で働いている。その中でいかに従業員一人一人の競争優位性を担保するかが大事になる」と、タレントマネジメントベンダーCornerstone OnDemandのCEO アダム・ミラー氏は話す。Cornerstone OnDemandは、日立製作所や三井不動産をはじめ世界191カ国で約2600社の導入実績を持つ、タレントマネジメント市場の有力ベンダーだ。企業は人材の競争優位性をどのように維持、向上すべきなのか。その取り組みを下支えする、将来のタレントマネジメントシステム像とはどのようなものなのか。ミラー氏に聞いた。
AI活用、6割超の企業はPoC(概念実証)止まり――Accenture調査
「わが社でもAI活用を」と考えている企業は多いようですが、実際はどこまで進んでいるの...
「ナイキ」と「アディダス」 ブランド対決の歴史をさくっと振り返る
ナイキとアディダスは60年以上にわたってしのぎを削り、スポーツマーケティングやスポー...
営業の「あるある課題」に挑むインサイドセールス3つの機能
売り上げ1000億円以上のエンタープライズクラスの企業に向けてもインサイドセールスは効...