2016年12月22日 15時00分 公開
特集/連載

既存配線のままで有線LANを最大5倍高速に、新規格「IEEE 802.3bz」とは?高速化する無線LAN規格にも対応

ギガビットイーサネット(GbE)の新規格の登場で、企業は配線を入れ替えなくても無線通信性能を向上できるようになった。だがシステム管理者が考慮しなければならないこともある。

[Craig Mathias,TechTarget]
超高速ネットワークの導入ではCAT6準拠のケーブルに移行しなければならない。ただし、2.5GbE、または5GbEならこれまでのケーブルでも対応可能だ

 ポートごとに2.5Gbpsと5Gbpsのギガビットイーサネット(以下、GbE)をサポートする各種イーサネットスイッチが市場に出回っており、対応する「IEEE 802.3bz」規格も策定作業が完了した。今このタイミングでこの興味深い技術的進歩が有線および無線のネットワーク市場に与える影響を検証する必要がありそうだ。

 ネットワーク関連機器ベンダーが2.5GbEや5GbEに対応したスイッチに投資する最大の理由が、 1Gbpsを超える速度に対応した無線LAN規格「802.11ac Wave 2」の登場だ。実際、最新の無線LANは、ネットワークの有線エッジ用として最も普及しているイーサネットスイッチが備える1Gbpsの伝送速度を上回る。「IEEE 802.3bz」規格のリリース以前は、10Gbpsが最も速い仕様だったが、それを実現するにはCAT6(カテゴリー6)を満たすネットワークケーブルが必要だった。

 従来のCAT5eケーブルを配線している建物は、10Gbpsの性能をフルに発揮できなかった可能性が高い。それに加えてそもそも、1GbEスイッチを10GbEスイッチに交換するのに非常に大きな出費が必要だった。

ITmedia マーケティング新着記事

news139.jpg

「TikTok For Business」誕生 中小企業支援やクリエイターとのマッチングで新展開も
TikTokでブランドの声を広げるための新しいプラットフォーム「TikTok For Business」が誕...

news066.jpg

「鬼滅」「あつ森」「恋つづ」他 10代男女が選ぶ2020年上半期流行ったもの――Simejiランキング
おなじみの「Simejiランキング」では、新型コロナウイルスやステイホームに影響を受けた...

news148.jpg

コロナ禍で「たすけあいの意識」が高まったと回答した人が66.9%――こくみん共済 coop調査
コロナ禍の意外な効用? 人と人との「たすけあい」の気持ちが強くなっているという調査...