この連載は「いきなりIT部門に転属したら用語が全然分からん!」という担当者を救済するネットワーク入門企画だ。今回は無線LAN規格「IEEE 802.11」シリーズ全般を解説する。
今では「無線LANがない!」というオフィスもだいぶ減ってきた。フリーアドレス式のレイアウトも増えてきたし、打ち合わせでノートPCを持って会議室に集まる風景も当たり前になった。モバイルOSを導入したスマートフォンやタブレットを使う企業も増えている。
こうした業務で使うクライアントPCやデバイスの変化、特にモバイルデバイスの業務利用が増えることを考えると、やはりこれからの企業に無線LANは必須だ。最近のオフィスなら無線LANアクセスポイントを設置しているはずだ。大きめの部屋ならば、複数の無線LANアクセスポイントを使っているだろう。
無線LANを指す名称として多くの人が使ってる「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceという業界団体が制定した通称で、規格の名前は「IEEE 802.11xx」だ。これは幾つかのバージョンを経て進化している。最新無線LAN規格の特徴とその意味を知るには、まず、これまでに登場した規格についても把握しておきたい。
AppleとMetaの戦い――AR・ウェアラブル領域で、勝つのはどっち?
Metaは年次イベント「Meta Connect 2024」において最新のARグラス「Orion」のプロトタイ...
2024夏アニメの人気維持率 「負けヒロインが多すぎる!」の特異な動き
ブシロードのグループ会社であるゲームビズは「アニメビジネスインサイト『データで見る2...
約8割の人が経験する「見づらいホームページ」 最も多い理由は?
NEXERはくまwebと共同で「見づらいホームページ」に関するアンケートを実施した。