既設配線でLAN性能を向上できる「NBASE-Tイーサネット」とはPoEをサポート

NBASE-Tイーサネットは既存の銅ケーブルで最大5GbpsのLAN伝送速度を実現し、ネットワークを再定義する。

2017年04月26日 12時00分 公開
[Kevin TollyTechTarget]

 さまざまなテクノロジーがあふれる今の世界では、常に変化が起きている。ただし例外もある。

 CPUの速度、ディスクやRAMの容量、無線通信速度などは、ここ数年間でますます向上した。だがネットワークの基本的な要素には1つ、全く変化していないものがある。ギガビットイーサネット(GbE)はいまだにギガビットイーサネットだ。

 確かに、専用サーバとスイッチの接続に10GbE以上を利用することはできる。だがクライアントPCへの基本的な有線LAN接続は1GbEのままだ。2000年代に入る少し前に1GbpsのGbEが登場して以来、今までずっと変わらずにきた。ただし、それも「NBASE-Tイーサネット」までだ。

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