パフォーマンス向上や電力コスト削減など、ハイパーコンバージドインフラ計画にソリッドステートストレージを含めるメリットは多数ある。
ここ数年で、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)はデータセンターやブランチオフィスにおいて急速に導入への弾みがついている。だが、HCIの性能は、結局のところそれを支えるハードウェア次第だ。特にストレージは重要だ。HCIは、ソリッドステートストレージのメリットを生かすことができるシステムだ。
ソリッドステートドライブ(SSD)は以前から、HCIのオプションとして存在していたが、コストやハードウェア寿命に対する不安から、採用に二の足を踏む企業もあった。だが時間の経過とともにSSDのコストは低下し、エンタープライズ向けSSDの寿命は、HDDの寿命に匹敵するようになった。
HCIでソリッドステートストレージを利用する最も大きなメリットの1つは、仮想マシン(VM)の密度向上、つまり、ホストクラスタ上で運用できるVMの数を増やすことができることだ。サーバは複数のVMを同時に実行していることから、ハードウェアコストをそのVMの間で分割すれば、VMコストを算出できる。ハードウェアプラットフォーム上のVMの数が増えれば、それぞれのVMが利用するハードウェアリソースの割合が減り、VM当たりのコストは下がる。
ストレージのIOPS性能が、運用できるVMの数を制約する要因になることもある。SSDを使えばIOPS性能を大幅に引き上げることができるし、VM密度を高めて各VM当たりのコストを削減できる可能性がある。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...