2018年06月22日 05時00分 公開
特集/連載

「Google Kubernetes Engine」の管理オプション機能を徹底解説ツールによって大きな違い

Googleは「Google Kubernetes Engine」(GKE)サービス向けにさまざまな管理オプションに対応する。各オプションにはそれぞれ長所と短所がある。選定のポイントと各オプションの機能を紹介する。

[Kurt Marko,TechTarget]
画像

 ほとんどのクラウドサービスとは異なり、「Google Kubernetes Engine」(GKE)などのKubernetesマネージドサービスは、オープンソーステクノロジーを基盤とする。こうしたテクノロジーは、クラウドベンダーが登場するはるか昔から、プライベートインフラで広く導入されていた。

 Kubernetesは拡大を続ける大規模な開発者のエコシステムを引き付けている。このエコシステムには、Kubernetesベースのディストリビューションに含まれるツールを使用する開発者もいれば、自社開発のツールを使用する開発者もいる。こうした開発者や導入環境の多様性によって、Kubernetesを利用する場合には常に複数の方法が存在することになる。コンテナクラスタ管理をする場合も同じだ。

 これはGKEにも当てはまる。GKEは以下のように、複数のクラスタ管理をサポートする。

  • 「Google Cloud Console」:Webベースのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)。
  • 「Google Cloud Shell」:Webベースまたはローカルのコマンドシェル。
  • 「kubectl」:Kubernetesネイティブのコマンドラインツール。
  • 拡張機能「Google Cloud Tools」とMicrosoftの「Windows PowerShell」:ソフトウェア開発キット(SDK)と関連コマンドレットを提供する方法。

 これらの管理手法には、それぞれ長所、短所があり、さまざまな利用者に合わせた独自のスタイルが用意されている。

ツールの概要

 「Google Cloud Platform」(GCP)のWebコンソールは全ての管理タスク向けのデフォルトインタフェースだ。ITチームはこの統一コンソールから全てのGCPサービスを構成、デプロイし、監視することが可能だ。他のサービスとは異なり、GKEには管理インタフェースが2つある。管理者はWebのGUIを使用して、クラスタの導入、ノードの管理、役割ベースのアクセス制御、外部ネットワーキング機能(IPエイリアス、負荷分散、ネットワークポリシーなど)を構成する。

 クラスタの動作(具体的にはKubernetes自体の内部パラメーター)に関連するタスクの実行にはコマンドラインツールを使用する。このツールは関連APIを起動する。GKEでは、以下の方法でコマンドラインにアクセスする。

ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

TikTokのとてつもない稼ぎ力 急成長の秘密は?
TikTokの広告収入はTwitterとSnapchatのそれを足し合わせても追い付かず、近い将来はYouT...

news061.jpg

SDGsの認知率は8割超に――電通調査
ビジネス層を中心に語られるバズワードであった「SDGs」が、4年間で一般層まで認知を広げ...

news057.jpg

イーロン・マスク氏のTwitter買収に関する言い分、鵜呑みにしていいのか?
イーロン・マスク氏がTwitterを買収する理由として掲げる「言論の自由」が意味するものと...