AWS、Azure、GoogleのIoTコストを比較 シミュレーションで分かった課金制度の差異知らぬ間にワークロード急増も

IoTサービスは、データストリームをエンドレスに生成する可能性がある。巨額の請求を毎月受け取らないようにするには、クラウドに送信するデータ量に注意が必要だ。

2018年10月30日 05時00分 公開
[Beth PariseauTechTarget]
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 新しいテクノロジーを追究する企業は「IoT(モノのインターネット)とクラウドコンピューティングの融合」というテーマに期待を高めるだろう。だがIoTサービスの利用は大幅なコスト増を招く恐れがある。

 パブリッククラウドベンダーはIoTを積極的に後押しし、自社を「IoTデバイスが収集するデータの蓄積と分析を担うハブ」と位置付けている。「Amazon Web Services」(AWS)や「Microsoft Azure」などが提供するマネージドサービスにより、IoTサービスを初めて導入するハードルは低くなっている。しかし適切にワークロードを管理しなければIoTサービスのコストは急激に上昇する。

注意が必要な従量制課金

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