クラウド、オンプレミス、ハイブリッドのどの導入形態を選ぶにしても、ERPシステムの選択は簡単なことではない。本稿では、メリット、課題、核となるコンポーネントなど、ERP購入時に必要な基礎知識を紹介する。
ERP(統合業務)システムは複数の業務アプリケーション(コンポーネント)群から成る。企業はこのERPシステムを使用して部門間の事業活動を結び付け、全員が同じデータとプロセスを扱えるようにする。
運用効率を上げ、運用を改善することで時間とコストを削減することが、ERPシステムの目的だ。ERPシステムを導入する過程で、多くの業務プロセスを標準化し自動化すれば、人手による作業を減らし、時間を節約することが可能になる。
企業はERPシステムの導入に取り掛かる前に、そのさまざまなコンポーネントから必要なものを選択することになる。多くの場合、改善を希望する具体的な業務プロセスは何か、自社が製品やサービスを販売しているかどうかなどが選択の基準になる。
何らかの製品を販売する企業のERPシステムは一般的に、製造、在庫管理、流通、といったサプライチェーンの各機能を備えなければならない。サービスを提供する企業ならば、授業員がサービスに従事する際のプロジェクト管理に加え、フィールドサービスや営業活動のサポートなどの機能が非常に重要になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...