2019年05月07日 05時00分 公開
特集/連載

なぜ大手新聞社は「AWS」から「Google Cloud Platform」への移行を決めたのか「BigQuery」での成功体験が決め手

大手新聞社Telegraph Media Groupはデジタル版のサービスを充実させるため、インフラとして利用するクラウドサービスを「Amazon Web Services」から「Google Cloud Platform」へ切り替えることを検討している。

[Chris Kanaracus,TechTarget]
画像

 英紙「Daily Telegraph」を発行する大手新聞社Telegraph Media Groupは、同社のITインフラのほぼ全てをGoogleのクラウドサービス「Google Cloud Platform」(GCP)に移行することを計画している。その理由はコスト削減と、既存テクノロジーとの親和性だ。

 Telegraphは2012年からクラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)を利用している。同社はWebサイトとモバイルアプリケーションで得たデータを格納するための、集中管理型データレイクの構築を計画しており、それを機にGCPへの移行を検討し始めた。同社のITチームは、データレイク用途で使えるサービスの豊富さを重視している。

 「一時期、データレイクを運用するために、AWSのデータ処理実行基盤『Amazon Elastic MapReduce』(Amazon EMR)とオブジェクトストレージ『Amazon S3』を組み合わせて利用したが、結果には満足できなかった」。こう話すのは、Telegraphのテクノロジープラットフォームおよびエンジニアリング部門を率いるルシアン・クラチウン氏だ。同氏は「その後、Googleのクラウドデータウェアハウス『BigQuery』を試してみて、処理速度が大幅に上がるだけでなく、コストも下がることがわかった」と話す。

「企業向け」を意識するGoogle

ITmedia マーケティング新着記事

news154.jpg

ナイキ vs アディダス Z世代の心をつかむアプローチの違い
有名人や人気ファッションブランドとのコラボに加え、環境や社会問題への取り組みなど、...

news025.jpg

求心力のある変革ビジョンに必要な「PECの工夫」
変革ビジョンの策定に当たっては、その内容もさることながら「決め方や伝え方」に心を配...

news045.jpg

マーケティングDXをけん引するリーダーの役割
デジタルツールとデータを活用することで優れた顧客体験を提供するマーケティングDXの推...