「SAP HANA」を選ぶべき利用シーンとは? 判断ポイントを紹介「SAP HANA」の基礎知識【後編】

組織が「SAP HANA」を選択すべきかどうかの選択は、用途に依存する。導入すべきかどうかを判断するヒントを紹介する。

2019年07月17日 05時00分 公開
[Ethan JewettTechTarget]

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 前編「いまさら聞けない『SAP HANA』とは何か? 主要機能と利用事例をおさらい」では、「SAP HANA」の主要な機能と用途を取り上げた。後編では、SAP HANAの採用を判断するポイントについて紹介する。

 SAP HANAが適するかどうかを判断する場合、対象となるSAP HANAの機能の成熟度を他の選択肢と比較検討するのが効果的だろう。コスト、その機能に対するSAPの注力度合い、機能を最大限に生かせる人材の有無も考慮すべきだ。

 ERP(統合業務)パッケージ「SAP S/4HANA」の場合、選択肢は明確だ。SAPはSAP S/4HANAに大きく力を入れている。SAP S/4HANAの運用は、最も一般的なSAP HANAの用途だ。

 だが他の用途の場合、それほど明確な選択肢はない。

用途によって異なる判断基準

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