2019年10月30日 05時00分 公開
特集/連載

大手新聞社は電子版で生き残るために「AWS」をどう生かしたのかGlobe and Mailのクラウド活用事例

新聞社Globe and Mailは、電子版の配信インフラとして「AWS」を導入した。その狙いは、読者との関わりを深め、電子版の収益を高めることにある。

[Chris Kanaracus,TechTarget]
画像

 報道機関の間では、紙からオンライン配信への転換に取り組む動きが活発化している。カナダ有数の新聞社Globe and Mailも例外ではない。同社はシステムインフラとしてAmazon Web Services(AWS)の同名クラウドサービス群を導入し、電子版の購読数を増やす戦略を始めたところだ。

 AWSの人工知能(AI)機能を評価し、数年前からAWSへの移行に取り組んできたGlobe and Mail。機械学習の「Amazon SageMaker」、自然言語処理の「Amazon Comprehend」、画像・動画分析の「Amazon Rekognition」、ドキュメント分析の「Amazon Textract」などのAWSサービスを利用して、読者の関心に合わせた記事のレコメンド機能を提供している。

 独自に開発した予測分析システム「Sophi」もAWS環境で運用している。Sophiは機械学習を使って、指定した記事が公開後にどの程度の関心を集めるか予測する。編集者は、どの記事を有料購読者限定にするか、どの記事をどのくらい宣伝するかを決めるために、このツールを活用できる。

電子版で優位に立つためにインフラを見直し

ITmedia マーケティング新着記事

news133.jpg

アレン・マイナー氏×境真良氏 「日本企業的DX」の神髄とは何か
異色の大物対談で語られたDX(デジタルトランスフォーメーション)の核心とは何か。

news059.jpg

世界のCMOの62%が今後1年間マーケティング予算は削減か横ばいと回答――電通インターナショナル調査
電通インターナショナルが世界規模で実施した「CMO調査2020」の結果です。

news017.jpg

HubSpotとWeWork 世界の成長企業が新しい日常で実践するスマートな働き方
ニューノーマル時代に企業が成長し続けるためのヒント。