「Windows Virtual Desktop」(WVD)の賢い使い方は? マイクロソフトに聞く読者の「知りたい」をベンダーに聞く【WVDチップス編】

MicrosoftのDaaS「Windows Virtual Desktop」を使う際、仮想デスクトップにどうアクセスすればよいのか。他社製品との連携がもたらす利点とは。読者からの質問と日本マイクロソフトによる回答を基に紹介する。

2021年01月12日 05時00分 公開
[遠藤文康TechTargetジャパン]

 読者から寄せられた質問と、日本マイクロソフトによる回答を基に、MicrosoftのDaaS(Desktop as a Service)「Windows Virtual Desktop」(WVD)の基礎知識をQ&A形式で紹介する本連載。「『Windows Virtual Desktop』(WVD)のセキュリティ対策はどうする? マイクロソフトに聞く」に続く本稿は、Windows Virtual Desktopの仮想デスクトップにアクセスする主要な手段とその違い、他社製品との連携がもたらすメリットを紹介する。

Windows Virtual Desktop利用時のチップス

Q10 Windows Virtual Desktopへの接続にWebブラウザを使うメリットと注意点は?

A10 エンドユーザーがWindows Virtual Desktopの仮想デスクトップを使う場合、主に2種類の方法がある。Webブラウザを使って仮想デスクトップにアクセスする方法(Webクライアント)と、クライアントソフトウェア「Remote Desktop」をクライアントデバイスにインストールして利用する方法だ。

 Webクライアントのメリットは、クライアントデバイスにソフトウェアをインストールすることなく利用できる点にある。ただし2020年12月現在、「Android」「iOS」といったモバイルOSではWebクライアントを利用できないことに注意する必要がある。


Q11 Windows Virtual Desktopへの接続にクライアントソフトウェアを使うメリットと注意点は?

A11 デスクトップ下部の「タスクバー」に固定表示ができるなど、一般的な「Windows」アプリケーションと同様に扱える点が、クライアントソフトウェアのRemote Desktopを使うメリットだと言える。ユニファイドコミュニケーションツール「Microsoft Teams」を利用している企業であれば、Remote Desktopを使うことで、クライアントデバイスで音声通話やWeb会議の処理ができる「メディア最適化」という機能を利用できる点もメリットだ。

 ただしWindows Virtual Desktopを利用するクライアントデバイスにRemote Desktopをインストールする必要があったり、定期的なアップデートが発生したりする点に注意する必要がある。


Q12 Windows Virtual Desktopと他社の仮想デスクトップ製品・サービスを併用するメリットや用途は?

A12 他の仮想デスクトップインフラ(VDI)製品との連携でさまざまな用途が実現する。オンプレミスのインフラとAzureを組み合わせた「ハイブリッドクラウド」における仮想デスクトップの一元管理、回線容量(帯域幅)に左右されにくい操作性の確保などだ。「Citrix XenDesktop」「VMware Horizon」といった主要なVDI製品は、Windows Virtual Desktopとの連携を可能にしている。




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