2021年05月25日 05時00分 公開
特集/連載

「温度監視」「需給調整」にも注目 米国に学ぶ新型コロナワクチン配布の知恵コロナワクチン配布に学ぶ「5つの教訓」【中編】

新型コロナワクチンの品質を保つためには厳格な温度管理が欠かせない。リアルタイムで温度を監視したり、医療現場への配送をトラッキングしたりといった取り組みから学べるサプライチェーン管理の教訓とは。

[George Lawton,TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種が世界各国で進んでいる。ワクチン配布の大規模なサプライチェーンには、企業が学べることは豊富にある。サプライチェーンの各部分の密な連携や情報共有などにフォーカスした前編「未曾有のコロナワクチン配布プロジェクトから見えた『適切な情報共有』の本質は」に続き、中編となる本稿は、ワクチンの温度監視や需給調整にまつわる取り組みから得られた知見や教訓を紹介する。

リアルタイムのモニタリングを活用する

 新型コロナワクチンには厳格な温度管理基準が設けられている。その基準を守るために、コールドチェーン(生鮮食品や医薬品を低温に保つ物流方式)で輸送中のワクチンや保管中のワクチンの状況をほぼリアルタイムでモニタリングする必要がある。

 ITサービス企業Tata Consultancy Servicesでサプライチェーン改革のグローバルプラクティスリーダーを務めるマット・レクストゥティス氏は、新型コロナワクチンの管理には細かいレベルで温度を監視できるRFIDセンサーのようなIoT(モノのインターネット)技術が有効だという。

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