前回「顧客を“知り尽くす”方法とは? 『常連客の心地よさ』を生む具体策」は、企業が自社製品の顧客の心をつかむ7つの方法のうち、1つ目の方法として「顧客を知り尽くす」を紹介した。本稿は2つ目と3つ目を紹介する。
企業が顧客の不満に迅速に対処するほど顧客は満足し、その企業の製品を再度利用する可能性が高くなる。逆に不満への対処が遅れると、顧客は満足せず再度その企業の製品を利用する可能性は下がる。
顧客が企業に対して不満を表明した場合、カスタマーサービスの担当者は効果的に情報を開示し、問題を解決し、できるだけ迅速に顧客の要求に対処することが重要だ。その重要性は、顧客が不満を伝えた手段がメールでも、電話でも、ソーシャルメディアでも、チャットbotでも変わらない。
企業は、顧客の問い合わせに対する応答時間がカスタマーエクスペリエンス(CX:顧客経験価値)にどのように影響するかを認識する必要がある。企業が低いサービス評価に苦しんでいる場合、企業はカスタマーサービスが適切に機能しているかどうかを測るための指標を設け、それを測定し、カスタマーサービスの欠点を確認しなければならない。
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