2021年07月07日 05時00分 公開
特集/連載

パンデミック前に「Zoom」を知らなかった人たちは、Web会議をどう使うのか?「Web会議」の5大トレンド【後編】

Web会議ツールの進化が進み、ライブ配信の映像にさまざまな演出を加える編集技術が次々に登場している。そしてWeb会議は、今や利便性だけでなく人の交流スタイルや文化も変えつつある。

[David Maldow,TechTarget]

 中編「Web会議に慣れた人々が次に求める『アップグレード』は何か?」に続く後編となる本稿は、Web会議に関する2021年の5つのトレンドのうち、4つ目と5つ目を紹介する。

トレンド4.ライブ配信の映像編集機能が充実へ

 これまで映像配信の分野は、録画とライブの2つに分かれていた。録画映像は限りなく多彩なエフェクトを利用でき、驚異的な品質まで作り込むこともできる。一方Web会議やWebセミナーでライブ配信する動画は、一般的に会議室や自席のWebカメラから生映像を配信する。

 近年はライブ映像の配信中に「ポストプロダクションエフェクト」を可能にする編集機能を搭載したストリーミング配信ソフトウェアが登場している。ポストプロダクションエフェクトとは、背景の変更や特殊効果、テロップの挿入、映像に合わせた音楽/ナレーションの挿入といった演出のことだ。筆者はさまざまなWeb会議やWebセミナーでこれらの機能を使用している。

 Zoom Video Communicationsをはじめ、幾つかのベンダーは既にグリーンバックのクロマキー合成やバーチャル背景などの機能を提供しており、他にも機能を次々と追加している。今後、基本的なビジネス向け動画アプリケーションがライブ映像の編集機能を組み込むようになれば、他のソフトウェアを利用する必要性は低くなる。これもパンデミック前から始まり、パンデミック後に加速したトレンドだ。一般的なWeb会議の機能に慣れてきたエンドユーザーは、さらに大胆でわくわくする機能を求めている。

トレンド5.「テレワークの手段」を越えて広がるWeb会議の用途

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