2021年07月08日 08時00分 公開
特集/連載

クラウドプロバイダーのOSS利用をユーザーはどう見ているのかオープンソースには悪影響

パブリッククラウドによるOSSのサービス提供は、OSS企業独自の制限ライセンスの適用を招いた。この現状はさまざまな弊害を生んでいるが、ユーザーはこれをどう見ているのだろうか。

[Cliff Saran,Computer Weekly]
iStock.com/HATICE GOCMEN

 Vanson BourneがPerconaに委託されて行った調査によると、サーバサイドに適用されるライセンスがパブリッククラウドの一部の顧客に悪影響を及ぼし始めているという。調査に参加したITプロフェッショナルの半数以上は、パブリッククラウドプロバイダーはオープンソースソフトウェア(OSS)企業をよりサポートする必要があると考えていることも分かった。

 パブリッククラウドはOSSに大きく依存している。オープンソースコミュニティーに貢献しているパブリッククラウドプロバイダーもある。だが、人気があるOSSを基にマネージドサービスを開発する傾向が高まっている。

 こうしたサービスは、OSS企業が提供するマネージドサービスと競合する。パブリッククラウドプロバイダーが競合するマネージドサービスを提供することで、OSS企業の収益源を奪っていると指摘する業界評論家もいる。

 前述の調査によると、ITプロフェッショナルの58%はOSS企業が現在直面している課題トップ3の一つに「OSSを使用していながら、そこに貢献していないパブリッククラウドプロバイダーとの競争」を挙げているという。

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