リモートデスクトップでWebカメラが使えないときは、リモートデスクトップに関する「グループポリシー」の設定が適切ではない可能性がある。設定の注意点を説明する。
MicrosoftのクライアントOS「Windows」の標準機能「リモートデスクトップ」を使うことで、エンドユーザーはローカルデバイスで他のデバイスのデスクトップを操作できるようになる。ローカルデバイスに接続したWebカメラは、通常であればリモートデスクトップで利用可能だ。ただしリモートデスクトップの設定に不備があると正常に動作しなくなる。リモートデスクトップでWebカメラが機能しないときのトラブルシューティングの手順のうち、3つ目を紹介する。
Webカメラが期待通りに機能しない理由の一つが、エンドユーザーやデバイスごとの設定を一元管理する「グループポリシー」の設定の不備だ。リモートデスクトップに関連するグループポリシーの設定は、リモートデスクトップの接続先サーバの設定と、ドメイン(エンドユーザーやデバイスの管理単位)全体の設定の2つあることに注意するとよい。いずれかの設定でWebカメラに関連する接続設定を無効にすると、Webカメラが機能しなくなる。
リモートデスクトップでローカルデバイスのWebカメラを利用するには、グループポリシーでリダイレクト(入出力の転送)を有効にすることが必要だ。例えばリモートデスクトップサーバのグループポリシーではリダイレクトが有効になっているが、ドメインのグループポリシーでは有効になっていない場合、エンドユーザーはリモートデスクトップでWebカメラを利用できない。
次回は4つ目の手順を紹介する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
シニアの生活意識 「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したい」において男女で20ポイント以上の差
ソニー生命が実施した「シニアの生活意識調査2024」の結果です。
酒税改正前後でビール系飲料の購買行動はどう変化した?
アルコール飲料市場に続々と新たな商品が登場する中、消費者の購買状況はどう変化してい...
KARTEのプレイドが進出する「プロダクトアナリティクス」はSaaSの成長をどう支援するのか?
CXプラットフォーム「KARTE」を提供するプレイドが、日本発のプロダクトアナリティクス「...