ChatGPTやBirdにMicrosoft、Googleが“本当に期待していること”はこれだ「ジェネレーティブAI」はビジネスに使えるか【前編】

AIチャットbotをはじめとする「ジェネレーティブAI」のビジネス活用が本格化しようとしている。MicrosoftやGoogleといった大手ベンダーは、ジェネレーティブAIを活用して何を実現しようと考えているのか。

2023年03月25日 10時00分 公開
[Cliff SaranTechTarget]

 Microsoftは2023年1月 、人工知能(AI)技術ベンダーOpenAIに数十億ドル規模にも及ぶ追加投資の計画があることを発表。その後、MicrosoftはOpenAIの技術を基にしたAIチャット機能を、Microsoftの検索エンジン「Bing」の新バージョン(以下、新しいBing)に搭載した 。

MicrosoftやGoogleは「ChatGPT」「Bird」に“あれ”を期待

 AIチャットbotをはじめとする「ジェネレーティブAI」(生成型AI)が、ソフトウェアのあらゆる分野を根本的に変革する――。Microsoftの最高経営責任者(CEO)サティア・ナデラ氏は、こう考えている。ジェネレーティブAIとは、AI技術でテキストや画像などを自動生成する仕組みのことだ。

 Microsoftによると、Bingは毎日約100億件のクエリ(検索語句)を受け付けているものの、常に適切な結果を出力できているわけではない。「こうした状況を変え、Bingを複雑な質問やタスクにも応えられる検索エンジンにしたい」とナデラ氏は話す。

 2023年2月、Googleとその親会社Alphabetの最高経営責任者(CEO)であるサンダー・ピチャイ氏は、AIチャットbot「Bard」を発表した。Bardは、Googleが開発した言語モデル「LaMDA」の軽量版をベースにしている。ピチャイ氏によると、軽量版LaMDAは検索エンジン「Google検索」の機能を拡張し、よりさまざまなクエリに回答できるようになる。

 Bardに言及したGoogle公式ブログのエントリ(投稿)でピチャイ氏は、次のように述べている。

複雑な情報や複数の視点を分かりやすい形にまとめるAI機能を、検索に間もなく搭載します。これにより情報の全体像を素早く理解し、Webからより多くを学ぶことができるようになります


 次回は、ジェネレーティブAIが役立つと考えられる分野を紹介する。

Computer Weekly発 世界に学ぶIT導入・活用術

米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news172.png

WACULが「AIアナリストSEO」を大幅刷新 コンテンツ作成×外部対策×内部対策×CVR改善をワンストップで支援
月額30万円でAI技術を活用したコンテンツ制作、約4万サイトの支援データ、熟練コンサルタ...

news150.jpg

SFAツール「Kairos3 Sales」にモバイルアプリ版 訪問営業の生産性向上へ
モバイルアプリ上で、リアルタイムで営業活動の確認・記録が可能になる。

news026.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2024年7月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。