AI人材とは、エンジニアだけを指すのではない。AI系の職種には具体的にどのようなものがあり、どのようなスキルが求められるのか。7つの具体例を紹介する。
AI(人工知能)技術の活用が企業において広がる中で、AI技術を扱える人材の需要が高まっている。AI系のキャリアは幅広い。具体的にはどのような仕事があるのか。
AI系キャリアの具体的な職種と、それぞれが担う役割は以下の通りだ。7種に分類して紹介する。
他にも、AI系のキャリアは以下のような業務に携わる場合がある。
AI系キャリアの中核的な存在が、アルゴリズムやシステム構築などを担うエンジニアだ。例えばAmazon Web Services(AWS)のAI技術担当者には、機械学習アルゴリズムやシステムの設計、深層学習モデルの性能強化を実現するためのスキルが求められる。それだけでなくクラウドサービスやエッジデバイスにおいて、機械学習モデルの大規模なトレーニングや実装を顧客と共同で実施する責任も担う。
AWSは、AI系のキャリアを目指す人をサポートするためのトレーニングを提供している。同社でアジア太平洋および日本地域担当のトレーニングと認定担当ディレクターを務めるアンドリュー・スクラー氏は、今後AI技術の利用が広がるにつれて重要性が増すのは、データの完全性、強固なセキュリティ、基礎的なエンジニアリングの3つだと指摘する。
第4回は、AIエンジニアに必要なスキルや資格について紹介する。
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