ネットワークにつながるデバイスを特定するための番号であるMACアドレスを使えば、ネットワークを効率的に運用できる。さまざまなデバイスでMACアドレスを確認するための方法を紹介する。
インターネットに接続するデバイスには、デバイスを特定するための識別番号である「MAC(メディアアクセス制御)アドレス」が製造時に割り当てられている。MACアドレスは原則として書き換えることができない。そのためIT管理者がネットワークで問題を起こしているデバイスを特定するなど、トラブルシューティングに利用することができる。各デバイスでMACアドレスを特定するための手順を解説する。
MicrosoftのクライアントOS「Windows」搭載PCでMACアドレスを確認する方法は2つある。1つ目はコマンドプロンプトを使う方法で、手順は以下の通りだ。
2つ目はコマンドプロンプトを使用しない方法だ。
Appleのクライアントデバイス「Mac」シリーズでのMACアドレス確認手順は次の通り。
OS「Linux」でのMACアドレス確認手順は次の通り。
Appleのスマートフォン「iPhone」での手順は次の通り。
「Android」搭載端末でのMACアドレス確認手順は製造元によって異なるが、一般的な手順は以下の通りだ。
「PlayStation 3」の場合は次の通り。
「PlayStation 4」の場合は次の通り。
「PlayStation 5」の場合は次の通り。
Microsoftが提供する「Xbox 360」の場合は次の通り。
Microsoftが提供する「Xbox One」の場合は次の通り。
次回はMACアドレスとIPアドレスの違いについて解説する。
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