ネットワーク技術の祭典「Interop Tokyo 2011」に出展されたデータセンターのBCP対策ソリューションを紹介する。
千葉県・幕張メッセで6月7日から10日まで、国内最大級のネットワーク関連イベント「Interop Tokyo 2011」(以下、Interop)が開催された。今回は、注目のテーマの1つに「ディザスタリカバリ&ビジネスコンティニュイティ」が掲げられ、データセンターにおけるBCP(事業継続)/DR(災害復旧)対策を紹介する出展ブースも多く見られた。
現在、データセンターのネットワーク基盤はスイッチやルータ、負荷分散(ロードバランサー)などさまざまな機器による複雑な構成が一般的で、その運用管理も煩雑化している。また、仮想化・クラウド技術が導入されたことでより統合的かつ効率的に管理する必要が出てきた。さらに、2011年3月に発生した東日本大震災を踏まえ、データセンターにおける事業継続性を向上させるために、複数のデータセンターを運用するニーズも高まっている。
NECは、データセンターのネットワーク仮想化ソリューション「プログラマブルフロー」を出展していた。このソリューションは、ネットワーク集中制御技術「OpenFlow」をベースとした同社の専用スイッチ「UNIVERGE PF5240」と制御装置「UNIVERGE PF6800」で構成される。
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HDDの容量が30TB超になると同時に、ストレージ技術はさまざまな進化を続けている。そうした中でもインタフェースに「SATA」(Serial ATA)を採用したHDDが変わらずに使われ続けている。なぜなのか。
カラオケ業界が直面するデータ増に対応すべく多くのストレージを試し続けた結果、4社27台の製品のメンテナンスに悩まされていたエクシング。この問題を解消すべく、同社は大容量かつコスト削減効果に優れた、新たなストレージを導入した。
メインフレームにおけるデータソート処理は、システム効率に大きく影響する。そこで、z/OSシステムおよびIBM Zメインフレーム上で稼働する、高パフォーマンスのソート/コピー/結合ソリューションを紹介する。
ECと通販システムを統合したパッケージの開発と導入を事業の柱とするエルテックスでは、事業の成長に伴いデータの容量を拡大する必要に迫られていた。そこでストレージを刷新してコスト削減や可用性の向上などさまざまな成果を得たという。
長年にわたり強力かつ安全な基盤であり続けてきたメインフレームシステム。しかし今では、クラウド戦略におけるボトルネックとなりつつある。ボトルネックの解消に向け、メインフレームを段階的にモダナイズするアプローチを解説する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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