2011年07月08日 09時00分 公開
特集/連載

実現への方向性が見えてきた日本版EHR「日本版EHRの実現に向けた研究」公開成果報告会リポート(後)

日本版EHRの実現には、各地域で構築されている地域版EHRを連携させることが不可欠だ。そうした地域版EHR間の連携はどのように進められているのだろうか?

[翁長 潤,TechTargetジャパン]

 「医療再生に不可欠な『日本版EHR』構想の問題点」「『単なるIT化は医師の負担が増えるだけ』 日本版EHR研究班が指摘」に続き、2011年6月13日に開催された「日本版EHRの実現に向けた研究」研究班(以下、日本版EHR研究班)の2010年度成果報告会の内容を紹介する。

 日本版EHR研究班の疾患別連携パス分科会では、地域連携クリティカルパス(以下、連携パス)のIT化や標準化に向けた研究を実施している。連携パスのIT化対象は医療機関だけではなく、介護施設や行政機関、患者宅までその範囲を広げている。

在宅医療ネットワークへの拡大

 愛知県を中心にした地域医療連携ネットワーク「東海医療情報ネットワーク」では、地域医療連携システム「NewMeLC」を基盤とする4つの連携パスの構築を進めている。その内の1つである急性心筋梗塞の連携パスでは病院(急性期)とかかりつけ医(回復期・維持期)の医療機関同士の連携だけでなく、患者のリハビリを実施する介護施設との連携パスをIT化している。

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