複雑なWindows 8ライセンスに込められたMicrosoftの狙いとは?「Mac」「Chromebook」の猛追を受けるWindows

Windowsのライセンス管理は、基本的な用途であれば比較的シンプルだ。だが、ビジネスで利用する場合は事情が異なる。企業ユーザーとデスクトップ管理者の前には、オプション、制限など対処すべきことが山積している。

2014年06月24日 08時00分 公開
[Paul DeGroot,TechTarget]

 本稿では、「Windows 8」にも引き続き適用されるWindowsライセンスの基本的なルールを概説する(編注:以下の情報は米国の製品情報がベースです)。

フルライセンスの必要性

 Microsoft製品の中では珍しいが、OEM版としてPCと一緒にWindowsを購入した場合、そのライセンスは最初にインストールされたデバイスでしか使用できない(この制限は例外的にドイツで無効になっている)。マザーボードを交換すると別のPCとして認識される。そのため、通常、マザーボードを交換した場合には新しいWindowsライセンスの購入が必要になることに注意が必要だ。HDDの交換やメモリ追加などが変更であれば、基本的に新しいライセンスの購入は不要だ。

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