フラッシュストレージの寿命を最大化する4つのコツ長期的なコスト削減にも役立つ

フラッシュメモリストレージの寿命は以前ほど大きな問題ではなくなっている。だが、さらにその寿命を延ばすとなると幾つかのコツがある。

2015年04月06日 12時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

 ITリソースのチューニングには、ほとんど常に何らかの副作用がある。例えば、CPUをオーバークロックすると、信頼性への悪影響がパフォーマンスの向上をいずれは上回ってしまう。しかし、フラッシュメモリストレージの寿命を最大化する最良策は、パフォーマンスを最大限まで追求することだ。ストレージパフォーマンスを高める工夫の多くが、フラッシュストレージの寿命を延ばすことにもつながるからだ。

 フラッシュドライブは、ドライブのフラッシュメモリチップ内のセルにデータを保存する。これらのセルからのデータ読み出しは、ドライブの信頼性に影響を与えることなく、何度も繰り返し行える。しかし、セルにデータを書き込める回数には制限がある。そのため、フラッシュドライブの寿命を延ばす鍵は、書き込み操作を最小限にとどめることにある。これは全体的なパフォーマンス向上にも役立つ。エンタープライズクラスのフラッシュドライブは、極めて信頼性が高いことが分かっている。それでも、書き込み操作を減らす方法を講じれば、こうしたドライブの寿命とパフォーマンスも一段と向上する。

1. フラッシュメモリストレージにはパリティスキームを適用しない

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...