「iPad Air」との類似度ではGalaxy Tab Aに軍配
「Nexus 9」対「Galaxy Tab A」はまさかの接戦 大画面Androidタブレットの王者は?(1/3 ページ)
大画面Androidタブレットなら“Nexus”の名を継ぐ「Nexus 9」を買うべきか。独自機能を盛り込んだ「Galaxy Tab」の9.7インチモデルにすべきか。徹底比較する。
大型ディスプレイを搭載した安価な「Android」タブレットを探している場合は、台湾HTCの「Nexus 9」と、韓国Samsung Electronics(以下、Samsung)が最近リリースした「Galaxy Tab A」9.7インチモデル(以下Galaxy Tab A 9.7、日本未発売)のいずれかが購入候補になるだろう。本稿では、この2モデルを比較する。
この2モデルの間には見た目の類似性がある。その類似性の背後には大きな違いが潜んでいる。本稿では、その違いをひも解いていく。
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構造とデザイン
Nexus 9の方が、Galaxy Tab A 9.7よりもサイズが若干小さく軽量だ。ディスプレイサイズを考えれば当然だろう。一方、設計はGalaxy Tab A 9.7の方が優れており、持ってみると丈夫な造りになっていることが分かる。Nexus 9も安物という感じがするわけではないが、筐体は少し薄く、全体的なデザインは簡素で創造性に欠けるように思える。
ディスプレイ
ディスプレイサイズはNexus 9が8.9インチで、Galaxy Tab A 9.7はそれよりも明らかに大きい9.7インチである。ただし、ディスプレイのサイズが全てを物語るわけではない。
Nexus 9の解像度が2048×1536ピクセルであるのに対し、Galaxy Tab A 9.7の解像度は1024×768ピクセルである。Galaxy Tab A 9.7が1ピクセルで表現する画像を、Nexus 9は4ピクセルで表現する計算になる。
大型ディスプレイに魅力を感じるユーザーもいる一方で、Nexus 9の高解像度は多くのユーザーにとって明らかな好材料になるだろう。
おわびと訂正(2015年7月30日13:53)
掲載当初、「ディスプレイのアスペクト比は、Nexus 9が16:9であるのに対し、Galaxy Tab A 9.7は4:3である。つまり、Nexus 9の方が横長だということになる。大型タブレットを使用するユーザーの多くは、Galaxy Tab A 9.7のような正方形に近いディスプレイを好むだろう」と記載しておりましたが、正しくはNexus 9のアスペクト比は4:3です。Nexus 9とGalaxy Tab A 9.7にはアスペクト比の違いはなく、アスペクト比に関する両者の比較は意味を成さないため、当該部分を削除いたしました。読者の皆さまにおわびして訂正いたします。
ボタンと端子
Nexus 9はmicroSDスロットを搭載しないが、Galaxy Tab A 9.7は搭載する。これはGalaxy Tab A 9.7にとって大きなメリットとなる。microSDスロットがあると、タブレットの容量を簡単に増やすことができるからだ。
とはいうものの、Nexus 9ではMicro-USB規格のUSBメモリ(Micro-USBメモリ)を使用できる。Nexus 9のMicro-USB端子は、接続するケーブルでホストとクライアントを切り替えることができる「USB On-The-Go」タイプになっている。Galaxy Tab A 9.7のMicro-USB端子でもMicro-USBメモリは使用可能だが、microSDスロットがあるので、それほど重要ではない。
米Googleが定めたガイドラインに従い、Nexus 9は外部ボタンの数を最小限に抑えている。画面に配置されているボタンは「最近使ったアプリケーション」「ホーム」「戻る」の3つだ。一方、Galaxy Tab A 9.7では、これらのボタンが画面の外に配置されている。ボタンが画面の領域を占有することはないが、ユーザーが誤操作する可能性がある。
Nexus 9では前面にスピーカーが組み込まれている。スピーカーは画面の両端に配置されており、ステレオの左右チャンネルの分離もある程度実現している。一方、Galaxy Tab A 9.7のスピーカーは一辺の枠に横並びで配置されている。
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