物理デスクトップ、シンクライアント、HTML5クライアントは、いずれも仮想デスクトップインフラ(VDI)提供のための優れた選択肢といえる。組織は最もコスト効率の高いアプローチを選ぶ必要がある。
HTML5クライアントの利用は、低コストでずっと使い続けられという点で、仮想デスクトップインフラ(VDI)構築のための最善の選択肢だ。
VDIクライアントの選定においては、あらゆる選択肢が存在し、各クライアント間にはほとんど差がないことから、混乱に陥りやすい。まずシンクライアントはハードウェア端末で、最低限のストレージとアプリケーションのみが含まれる。ゼロクライアントはそこからさらに1歩進んでローカルストレージが含まれず、ホストサーバに接続することによってのみ存在する。従来型のPCやノートPCに、別のリモートデスクトップ環境を構築するソフトウェアをインストールして、シンクライアントとして使うことも可能だ。HTML5クライアントは、端末のローカルに存在するのではなくサーバに存在し、Webブラウザ経由でリモートデスクトップへのアクセスを提供する。
以上の選択肢を踏まえて、それぞれのクライアントの長所と短所、そしてHTML5ブラウザを筆頭に挙げる理由を検証する。
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いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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