これだけ読めば大丈夫、ストレージベンダー主要12社の行方激動の2015年を経て(1/2 ページ)

EMCとDellは2016年、総額670億ドルに上る合併のプレッシャーに直面することになる。他のストレージベンダーにとっても、販売減や分割などの厳しい環境の中、極めて重要な年になる。

2016年01月27日 15時00分 公開
[Dave RaffoTechTarget]
EMCのジョー・トゥッチ氏(左)と、Dell マイケル・デル氏(右)(出典:Dell)《クリックで拡大》

 騒々しかった2015年が過ぎて、2016年を迎えるとともに、データストレージベンダーは強いプレッシャーにさらされている。

 世界のネットワークストレージ販売は減速し、クラウドがオンプレミスの挑戦を受け、公共市場は不透明さを増しつつあるなど、業界全体が不確実な時代を迎えようとしている。

 しかし、2、3の大手企業を含む十数社のストレージベンダーにとって、2016年は特に重要な年になるだろう。

合併と分割:EMC&Dell、Veritas、HPE

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news079.jpg

CMOが生き残るための鍵は「生産性」――2025年のマーケティング予測10選【中編】
不確実性が高まる中でもマーケターは生産性を高め、成果を出す必要がある。「Marketing D...

news023.jpg

世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...

news078.png

営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...