オープンソースは必要に応じて積極的に活用する価値がある。だが、不用意な利用は法的なリスクを伴う。弁護士の立場から見た、オープンソースとのつきあい方を紹介する。
オープンソースが誰でも手軽に利用できるようになったのは、その方法論とライセンス供与モデルが確立されていたからだ。
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本稿の読者なら、パーミッシブ型ライセンスとコピーレフト型ライセンスの類似点と相違点、そしてコピーレフトは頒布行為によって核心的な義務事項が発生する点については既に知識があると想定して、ここでは詳しく説明しない。これらについて再確認したい場合は、Copyleft.orgなどに分かりやすくて詳細な説明が記載されている。本稿ではその代わりに、オープンソースソフトウェアを利用した結果、実務上発生するリスクに重点を置いて話を進める。
このリスクは、次の2種類に大別される。すなわち規約違反のリスク(訴訟)とセキュリティのリスク(PWNされる=制御を奪われる)だ。
規約違反のリスクは、オープンソースソフトウェアがライセンス(使用許諾)を受けたソフトウェアであるという事実に潜んでいる。
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