ソフトウェアのライセンス体系をコア単位に変更するベンダーが増えている。ユーザー企業が今後もコストを抑えたければ、IT管理者はハードウェアの導入計画においてCPUのスペックを見直す必要がある。
これまで、仮想化の導入はコスト面で非常に大きなメリットがあった。物理サーバを整理統合するためのツールとしてだけでなく、ソフトウェアライセンスコストを削減するための手段としてもだ。
だが、仮想化やマルチコアCPUの普及に対抗すべく、ライセンス体系を変更するソフトウェアベンダーが増えている。今では、多くのソフトウェアベンダーがパッケージ単位で扱うCPUの数ではなく、CPUに組み込んでいる物理コアの数でライセンス料金を決定している。
こういう変化があったとしても、ユーザーはこれからも仮想化やマルチコアCPUを使い続けるだろう。ただ、ハードウェアの購入では変化がありそうだ。ソフトウェアベンダーによるライセンス体系の変更は、仮想化環境を実現するハードウェアの導入における検討項目について再考すべきタイミングなのかもしれない。
1位 Windows 7/8ユーザーの「Windows 10」移行が止まらない“無料”以外の理由
3位 Apple ティム・クックCEOが裁判所の命令を拒否してまで守りたかったもの
4位 技術オタクだけが知っている「ブロックチェーン」の可能性、“スマート契約”とは?
5位 iPhone「iOS」の安全性をITプロが信じるようになった“2010年の転換点”
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...